ある形のプラスティック成形物に一定の力をかけた際の、その変形量や内部に発生する力の計算を代理する、機械学習モデル開発を競うデータサイエンスコンテストを開催します。
プラスティックにある荷重をかけた際の変形予測には、現在、主にシミュレーション技術が利用されています。ただし、例えば流体力学のような複雑な計算を必要とするような目的によってはその処理に長い時間が必要な場合もあり、この点が大きな課題とされています。機械学習モデルを代用してこの変形予測時間の短縮を試みる事例は報告されていますが、本コンテストで行うような3次元の構造情報を利用した事例はまだ多くありません。本コンテストはTopcoderのデータサイエンスコンテストを活用して、実用的なモデル構築の検証を試みるものです。
お客様
旭化成株式会社 研究・開発本部 インフォマティクス推進センター 様
コンテスト概要
3次元構造データを用いた、3Dオブジェクトの変形予測モデル構築
プラスティック成型物に荷重棒で荷重をかけます。
荷重実施後のプラスティック成型物の変形量を予測します。
荷重時に発生する応力(被荷重時に物体内部で発生する力)を予測します。
コンテスト詳細ページ
https://www.topcoder.com/challenges/30112815
コンテスト期間
2020年1月31日 21:00 – 2020年2月24日 14:00 (日本時間)
※ コンテスト期間は予定であり、変更されることがあります。
賞金構成
1位 – $10,000
2位 – $5,000
3位 – $3,000
4位 – $2,000
5位 – $1,000