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はじめに

こんにちは!TC3のマーケティング中村です。

「“Gig”abyte」は、TC3をより深く知っていただくためのブログシリーズです。TC3の代表取締役の須藤にTC3立ち上げの経緯(こちら)や、Topcoderの魅力(こちら)についてインタビュー形式でお伝えしました。また、プリンシパルエンジニアへのインタビューも前回ご紹介しました(こちら)。

 

前回に引き続き、TC3のメンバーに突撃インタビューの内容をご紹介致します。TC3のエンジニアがどのようにお客様のサポートをしているのか、などご理解いただければと思います。今回も、TC3で人事採用を担当している麻生からインタビュー形式で社員の素顔に迫っていきます。

 

―――インタビューここから―――

自己紹介

 

人事採用担当 麻生(以下、麻生)前回に引き続き、社員突撃インタビューということで、今回は倉重さん、塩田さんのお二人にインタビューをしていきたいと思います。

コロナ禍でなかなかオフィスに来ることもなくなってしまいましたが、久しぶりにお二人にお会いできて嬉しいです!早速ですが自己紹介からお願いできますでしょうか?

 

塩田・倉重

 

エンジニア 倉重(以下、倉重)はい、当時は比較的珍しかったのですが、新卒でIT系ベンチャー企業に入ってITの分野に飛び込みました。企業向けのパッケージソフトウェアの導入のコンサルティングとして担当したり、企画やサポートなど様々な業務に関わっていました。

 

代表の須藤さんとは新卒で入った会社でご一緒していた経緯があり、Topcoderを活用した新しい開発を展開していると聞いて、元々「コミュニティ」に興味があったこともあり、面白いなと思ってTC3に入社しました。

 

お酒はそんなに飲めないのですが、お酒のつまみ系をお菓子として食べるのが好きです笑

 

コミュニティ・アーキテクト 塩田(以下、塩田)私はいくつかの会社を経験しているのですが、直近はビッグデータ関連のチームに所属していたり、その前はデータセンターの管理など幅広く担当していました。

 

TC3ではコミュニティ・アーキテクトということで、Topcoderのコンテスト開催の橋渡しをはじめ、開発プロジェクトなどでもお客様のご支援をしています。

 

趣味は公園で仕事をすることです笑。それ以外に体を動かすのが好きで最近はキックボクシングエクササイズなどをやっています。

 

麻生:公園で仕事!笑 たまにビデオ会議をしていると背景が外だったりするのはバーチャルじゃなかったのですね笑

 

塩田:そうなんですよ笑 冬でも公園で仕事をしたりしています。

 

倉重・塩田

 

麻生:そんな塩田さんですが、どういう経緯でTC3にジョインすることになったのでしょうか?

 

塩田:会社説明を見て3つ気になった事がありました。フルリモート可、AIの分野を含めた最新テクノロジー分野、そしてグローバル志向であることです。社員数が少ないのでちょっと大丈夫かな?とも思いましたが、話を聞いてみたところTopcoderというユニークなコミュニティとのつながりがあるということに魅力を感じました

 

また、前職ではビッグデータ関連の仕事をしていたので、AIなどの最先端のテクノロジー分野へも関わることで、自分自身も成長できると考えてジョインすることにしました。

 

麻生:ありがとうございます。最近はAI・機械学習などの領域の需要が高まって来ているということもあるので、人事としてもこのような分野に強い方を増やしていければと考えています。

倉重さんは須藤さんとのつながりもあり、ということですので、実際にフルリモートな環境での働き方について不便に感じることなどあったりしますか?

 

倉重TC3はコロナ以前からフルリモートなのですが、意外にフルリモートでもいけますね。メンバー数が少ないということもあるかもしれませんが、他のメンバーや須藤さんにも相談しやすい環境だと思います。実際他のメンバーからSlackのDMでフォローしてくれることもあったりして安心して働けています。

また、どうしてもチャットだけでは情報共有がしにくいので、週1回にエンジニア系メンバーでの情報共有会を開いたりしています。また、1つのプロジェクトに2名編成で対応するようにしており、そのペアとは頻繁に情報交換をしています。

 

麻生:Slackでは結構テクニカルな内容が飛んでいるのはよく目にするのですが、それ以外にも情報共有会などを開かれていたんですね。

塩田さんはフルリモートについて何かありますか?

 

塩田:最初はすごく忙しくてかまってもらえないのかなと不安に思うこともあったのですが、倉重さんがおっしゃる通りうまくコミュニケーションできている気がしますね。また、週次でプロジェクトの状況報告のスタンドアップミーティングがあり、そこで他のプロジェクトの状況を知ったり、自分自身のアップデートから何か問題がありそうかを第三者の目線で確認できるので助かっています。

 

また、お客様向けの設計資料であったりプレゼン資料をメンバーの方に見てもらえるので、お客様に提示する前に伝わりにくい点などを改善できたりしています。リモートであっても、このようにお互いにフィードバックしあえる環境ですね。

 

あとはフルリモートなので公園で仕事ができるのが良いですね笑

 

印象に残っているプロジェクトは?

 

麻生:フルリモートの中で皆さん工夫をしながら仕事されているのですね。さて、お二人が経験されたプロジェクトについて少し伺えればと思います。塩田さんは今まで経験されたプロジェクトで印象に残っているものはありますか?

 

塩田:公開事例にもなっている、日立製作所様とご一緒させていただいた、「時系列データに対するラベリング自動化アルゴリズム開発のアイディエーションコンテスト」です。

 

こちらは少ない教師データでラベリングを自動化するアルゴリズムのアイデアをTopcoderのコンテストで獲得するというものです。詳細は事例のページを見ていただくとして、純粋にTopcoderの威力に感動しました。元々日立製作所の研究所の方々が考えられた案とは異なるアプローチでの解法(アルゴリズム)がでてきたのですが、これが精度が出たので、お客様からも評価していただきました。

 

麻生:専門家のとは違うアプローチで精度高いものを出してくるというのはすごいですね。

倉重さんはいかがですか?

 

倉重塩田さんと似たようなデータサイエンス領域でのマラソンマッチが印象に残っていますね。外にデータを出せないため、データを秘匿するプラットフォームを準備して、コンテストを行うプロジェクトでした。大変なことも多かったのですが、なんとかコンテスト開催に進められました。コンテスト開催するとだんだん参加者が増えていくとともに、リアルタイムでの評点がだんだん上がっていくのが面白かったですね。まさにコンテストを実施しているというか。

 

麻生:なるほど。ちなみにマラソンマッチ以外にはコンテストの形態はないのでしょうか?

 

倉重今ご紹介したプロジェクトのマラソンマッチは、データサイエンス領域(AI・機械学習)で精度を求めるばあいにはベストなコンテスト形態になります。マラソンマッチのユニークな点は、コンテスト期間中にリアルタイムに評価がされ、点数がボードに表示されることです。これにより参加者がその期間中競い合うことを促せます。

 

マラソンマッチコンテストはTopcoderが最も得意としていて、花形のコンテストと言われていますが、それ以外に開発コンテストやアイディエーションコンテスト、デザインコンテストなどもあります

 

麻生:ありがとうございます。様々なコンテスト形態があって、お客様のプロジェクトにあわせてTC3がコンテストのオーガナイズをするという感じですね。

コンテストを開催する際には英語を活用するかと思うのですが、そのあたりはどうでしょうか?

 

倉重私はあまり英語が得意ではないのですが、翻訳ツールなどを駆使しながらコンテスト開催時にサポートをしてくれるCopilotとのやりとりや、コンテストの内容をわかりやすく書くように心がけています。

 

塩田:私もコンテスト開催時のSPEC(コンテストの内容)の記述はわかりやすい英語になるように気をつけています。最新の技術のキャッチアップには英語は必要なので、少し大変なこともありますが、やりがいはありますね。

 

 

今後取り組みたいこと

麻生:ありがとうございます。最後に今後取り組まれたいことやTC3をどのようにしていきたいかなどありましたらお聞かせいただけますか?

 

倉重私は大きめのプロジェクトでプロマネ的に仕事をしたいなと考えています。また、AWSに関しては様々なプロジェクトで知見をためているので、今後もその領域のスキルはブラッシュアップしていきたいと考えています。

 

塩田:そうですね。私はデータサイエンス系の領域でのスキルアップを継続していきたいと思っています。また、TC3をもっと大きくするために貢献していきたいと思っています。

 

麻生:長くお付き合いするお客様や新規性の高い案件などがありますので、お二人のようなメンバーを引き続き増やしていきたいですね。

 

倉重さん、塩田さん、今日はお忙しい中お時間を頂きありがとうございました!

 

倉重・塩田ありがとうございました!

―――インタビューここまで―――

 

 

おわりに

 

いかがだったでしょうか?今回は倉重・塩田へのインタビューを通して前回とはまた少し違う切り口でTC3のプロジェクト内容やどのような方向性を向いているのかをご理解いただけたでしょうか。

 

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