はじめに

こんにちは!TC3 AIチームの梅本です。
この度、GigCometのv0.3を公開しました!
今回のアップデートでは、より実務で利用可能な機能をβ版として試験的ですが追加しました!

リリースノート

  • 事前知識インプット:事前にプロジェクトに関連する資料をアップロードすることで、それを参照しながらGigCometの各機能を利用することができる機能
  • スライド自動生成:GigCometで作成したデータに基づいてプレゼンテーション用のスライドを生成する機能
  • GigComet English version: GigComet can be used in English as well as Japanese. The URL is not public, so please contact us using the form at the bottom of this article if you are interested in.

機能詳細のご紹介

事前知識機能インプット

GigCometへのフィードバックで多かったものの1つが「今ある情報資産を使えないか」というものでした。例えば既存のプロジェクトに関する資料があるが、今の仕様だとGigCometに手動でチャットにすべて入力する必要があり、それは二度手間になってしまい大変なため、既存の資料を利用できると嬉しいということです。

今回のアップデートではPDFファイルをアップロードすることができます。僕は試しに読んでいる論文をアップロードし、それを実装するプロジェクトとして進めてみましたがかなり精度良く読み取ってくれ、この論文を実装するようなプロジェクトをしたいとざっくりしたことを伝えてもうまくプロジェクト詳細を作ってくれました。(もしも具体的な内容が気になるようであればぜひお問い合わせください!)

事前知識をインプットする画面
事前知識機能をインプットした上でのGigCometチャットでのやり取り

スライド自動生成(エクスポート機能)

GigCometのプロダクト価値としてどのようなアウトプットを最終的にユーザーの皆様に届けられるのかというポイントはGigCometを構想し始めた当初からの課題でした。GigCometを使うことで得られる情報(チャットベース)がアウトプットであるとも言えますが、私としては何かより実務で使える形になるものを出力できると良いと思っていました。その延長線で出来た機能がこのスライド自動生成機能です。

GigCometでは複数のレイヤーでのプロジェクト計画を作成することが出来るのですが、そのうち何をスライドに含めるかを選択することができます。Exportボタンを押すと数分でプレゼンテーションのためのスライド資料が出来てしまいます!もちろんこれがそのまま実務に使えるレベルかと言われるとなかなか難しいところもありますが、使っていただいた方からは社内用やディスカッションのたたき台としてとても良いと感想をいただいております。

スライド自動生成(エクスポート機能)の画面

以下は、作成されたスライドの一例です。これは概要ページですが、GigCometの利用状況に応じてより詳細なスライド一式を自動で作成することができます。

スライド自動生成により生成されたスライドの一例

おわりに

GigCometは現在アーリーアクセス版を展開しています!是非一度お試しいただき、フィードバックなどいただけると嬉しいです。

また、現在TC3ではGigCometを活用頂けるパートナー企業様を探しています。AI開発、ソフトウェア開発における効率化に興味がある方はぜひお声がけいただけると幸いです。

また、GigComet以外にも、Topcoderを含めたグローバルのコミュニティを活用したAI技術の実装を爆速で開発支援するサービスもございます(参考)ので、こちらもご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。

GigCometデモ版

GigCometのサービス内容詳細については特設サイトや、以下フォームより資料をご参照ください!